歯科衛生士とは

歯科衛生士の平均月収は約25万円、平均年収は約350万円になります。

治療器具

歯科衛生士とは歯科医師の指導により歯と口内の病気の予防措置や歯科診療の補助を行う職業で、歯石を取ったり口内に薬を塗布したりなどの診療補助、歯ブラシの正しい使い方や歯磨きの方法を患者に指導します。歯医者で治療を受ける際にはチュイーンと医療器具の耳ざわりな音がして、痛そうだ、すぐにでも帰りたいと誰しも不安に思うでしょう。そんなときに医療服の女性が声を掛けてくれ不安感が薄れたといったことも、一度くらいは経験のあることだと思います。その女性が歯科衛生士、あるいは歯科助手です。歯科衛生士と、教育も資格もなしの歯科助手があります。この2つは一見区別がつきにくいですが、同じ診療補助をする場合でも歯科衛生士は患者の口内に触れていいのに対し、歯科助手の場合は法律で禁じられているという違いがあります。歯科衛生士は資格取得後の就職率が高く就職や転職にも有利といわれています。歯科医院が主な活躍の場となりますが歯医者はコンビニよりも数が多いと言われており、それ以外にも保健所や高齢者福祉施設などでニーズがあります。結婚・出産後で退職しても出産後に求人に応募して再び働いたり、引っ越しなどで場所を変えても、歯科医院はどこにでもあるため、他の職業に比べて再就職も容易にできます。歯科衛生士の時給は1,400円位が多く、月収にすると約25万円です。ほとんどが女性で平均年齢は33歳、平均勤続年数は7年と、長く勤める女性も多い職場です。特に子供に手がかからなくなってからの主婦に人気の職種で、何十年も勤める方も少なくありません。